鉛筆画

写真のようにリアルな絵を描くためのおすすめの画材【鉛筆画編】

鉛筆画材

この記事では写真のような鉛筆画を描くために必要な画材や便利な画材を紹介しています。

鉛筆 

当たり前のことですが、鉛筆画を描くためには鉛筆が必要です。

僕は鉛筆にあまりこだわりはないのですが、濃さだけは気にします。

3H、H、B、3B、6B、9B

このように濃さの違う鉛筆を使うことで絵にリアルさが増します。

たくさんのメーカーがある鉛筆ですが、三菱鉛筆のユニシリーズのハイユニがおすすめです。

三菱のユニシリーズには三種類あります。
値段もクオリティも高い順に並べると…。

  • Hi-uni(ハイユニ)
  • uni(ユニ)
  • uni star(ユニスター)

一番いいハイユニは鉛筆に使われている粒子が100億個と非常に細かいの特徴で、なめらかに描くことができるので鉛筆画やデッサンにおすすめです。

鉛筆画で有名なあの古谷振一さんも使用しているのがこの三菱のハイユニです。

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三菱鉛筆
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鉛筆削り

鉛筆画を描くにあたり鉛筆はできるだけ常に尖った状態にしておきたいものです。

ナイフで削るのも鉛筆削りを使うのもいいと思います。

鉛筆画家の大森浩平さんはナイフを使ってめちゃくちゃ尖らせています。


大森浩平さんの鉛筆の尖り具合

ここまで尖らせるのは鉛筆削りには無理ですからね。…と思っていたらありました。
このアスカデッサンメイトという鉛筆削りなら結構なところまで尖らせることもできます。

最大で19mmの芯先にすることが可能です。


でも、僕がおすすめしたいのは電動鉛筆削りです。

ナイフで削ったり、手動の鉛筆削りだと、削るたびに集中力が途切れてしまうので、穴に突き刺すだけで自動で研いでくれる電動鉛筆削りはかなりおすすめです。

なによりラクなのがいいです。


紙は鉛筆よりも絵の良さを変えてしまいます。

いい紙を使わなければ写真のような鉛筆画は描けません。

ここで言ういい紙とは、表面がなめらかな紙です。

コピー用紙ぐらいなめらかなのがいいです。逆にスケッチブックのように表面がザラザラしている紙でリアルな鉛筆画を描くのは難しいです。

そこで、コクヨのケント紙がおすすめです。

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安く、クオリティも完璧なので、ケント紙一択だと思います。

購入する際にはできるだけ厚いものを購入することをおすすめします。
理由は耐久性を上げるためと、保存に適しているからです。


消しゴム

消しゴムは修正するための道具でもありますし、消しゴムを使って鉛筆画によりリアルさをだすこともできるので、鉛筆画を描くための必需品です。


練り消し

消しゴムにも色々なものがありますが、鉛筆画家なら誰もが重宝しているのが”練り消し”です。

練り消しは形を変えることができるので、細かい部分を消す時にとても便利ですし、なにより消しカスがでないのはとても助かります。

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その他にも鉛筆の鉛カスを練り消しでペタペタすれば取れるので、紙を綺麗に保つことにも役に立ちます。


ノック式消しゴム

ノック式消しゴムは必需品ではありませんが、あったら鉛筆画の可能性が広がる道具です。

髪の毛を描く時にノック式消しゴムでサッと鉛筆で髪の毛を描くように使うとその部分だけ消すことができるので、白く光った髪の毛のようになります。


電動消しゴム

電動消しゴムが役に立つのは例えばこんな時です。

電動消しゴムを使った部分的な消し方

部分的にそこだけ極端に白くしたい時には練り消しよりも電動消しゴムのほうが上手く表現できます。


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こちらの電動消しゴムはHeather Rooney氏も使っており、消しゴムの種類も豊富で、色鉛筆用の消しゴムも付いています。


便利な画材

擦筆(さっぴつ)

擦筆はボカす時に使います。

指でこすることで、ボカすこともできるんですが、指には汗や脂がついていることも多々あります。

そこで登場するのがこの擦筆です。

擦筆ならサンドペーペーで先を削ることで、細かい部分のボカしに使うこともできます。

ちなみに綿棒やティッシでも代用できます。


フィキサチーフ

フィキサチーフとは定着材のことで、保存が難しいデッサンやパステル画を綺麗な状態のまま保ってくれる道具です。

特に鉛筆画のような緻密なものだと、指で触ってしまうと指が黒くなったり、作品そのものに支障をきたすことがあります。

そこで、このフィキサチーフを使うと、紙を触っても大丈夫な状態にしてくれます。

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フィキサチーフの注意点

  • フィキサチーフには有害な物質も含まれているので使う時は換気をよくしてから使ってください。
  • フィキサチーフを大量に吹きかけると作品がにじむことがあるので、数回に分けて少量を吹きかけてください。
  • フィキサチーフを吹きかけ終わったら、そのまま放置してください。フィキサチーフを吹きかけた直後はまだ乾いていないので、よく乾かしてください。

羽根箒(はねぼうき)

羽根箒は紙上のホコリを払う時に使います。

手で払うと、手に付いている汗や脂が作品に支障をきたすことがありますし、息で消しカスを飛ばすと見えないツバが飛び作品に支障をきたすことがあります(経験談)

特に鉛筆の鉛カスを払う時だと大惨事になりかねません。

手汗が多い方には羽根箒は必需品と言えるのではないでしょうか。

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保存用クリアファイル

完成した作品をきれいに保存するための道具です。

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トレース台

トレース(写し描き)のための台です。

このトレース台にモデルとなる写真や印刷物を置き、さらにその上に紙を置いて、トレース台の光をつければ、写し描きがしやすくなります。


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